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泉北ニュータウンが今、再注目される理由とは?

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なんかいくらし編集部
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watch 2022.11.17

高度経済成長期、増加する住宅需要に応えるべく大規模な計画によって整備された泉北ニュータウン。関西の2大ベッドタウンのひとつとして、堺市と和泉市にまたがる1,557ヘクタールの広大なニュータウンです。

誕生から50年が経ち、少子高齢化などにより人口減少のイメージを持たれている方も少なくないでしょう。

しかしある取り組みをきっかけに実は今、若い世帯が続々と移住してきていることをご存知でしょうか?

そこで今回は、泉北ニュータウンが今、若者を中心に再注目される理由と、改めてこの街の魅力について掘り下げていきたいと思います。

 
 
 
 
 
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設計:ナノメートルアーキテクチャー
写真:ToLoLo studio

茶山台団地が若者向けに仕掛けるさまざまな取り組みが話題に

 
 
 
 
 
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設計:ナノメートルアーキテクチャー
写真:ToLoLo studio

泉北ニュータウンの中に立つ茶山台団地。丘陵地とあって、敷地内もゆとりある住棟配置で、豊かな住環境が特徴的です。

そして、この茶山台団地のオーナーである公社が掲げているのが「自分らしく、ゆとりあるくらし」というメッセージ。

さまざまな取り組みを仕掛けているのですが、特に子育て世帯に人気なのが、2戸を1つにつなげるリノベーション「ニコイチ」です。

茶山台団地の人気リノベーション「ニコイチ」

もともと茶山台団地は団地特有の階段室をはさんで2部屋が向かい合う構造で、1部屋45㎡3DKの間取りでした。そして、文字通り向かい合わせの2部屋をつなげるリノベーションが「ニコイチ」です。

 
 
 
 
 
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2つをつなげることで90㎡の広さになり、片方の部屋はすべてLDKに。ウォークインクローゼットやパントリーなど、充実した設備を備えた間取りに生まれ変わりました。

その結果、子育て世帯などの移住希望者が殺到し、ニコイチの入居率は100%に。募集時には倍率11倍にもなったそうです。

まだまだある団地ライフを楽しむ取り組み!

人気リノベーション「ニコイチ」のほかにも、数々の取り組みが発表されています。

例えば、若者夫婦や単身世帯向けのデザイン性の高いリノベーションプランを用意していたり、賃貸でも自由に部屋をDIYできる「つくろう家」の対象団地になっていたり。団地の一室を改装した、丘の上の惣菜屋さんや集会所を使った図書館、青空マーケットなども人気です。

 
 
 
 
 
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子育て世帯の方や、これから子育て世帯になる予定の方は、ぜひ茶山台団地をはじめとした、泉北ニュータウンを移住先として検討してみてはいかがでしょうか?

泉北ニュータウンから難波まで約30分!アクセスも良好

泉北ニュータウンの中心駅は泉北高速鉄道「泉ケ丘」。駅からのアクセスは良く、泉北ニュータウンの入口にある管理センターまでは徒歩6分ほど、また茶山台団地までは約12分でつきます。また都心へのアクセスも良好で、泉北高速鉄道の各駅からなんば駅まで約30分、大阪駅までは約50分です。

ほかにもまだある泉北ニュータウンの魅力とは?

「泉ケ丘」の駅前は現在、活性化計画の真っ只中。2025年の開業を目指し、複合施設の建築が進められています。ほかにも近隣の施設に目を向けると魅力的なお出かけ先も少なくありません。いくつかご紹介していきます。

泉ケ丘駅前ひろば専門店街に医・職・充をキーワードにした複合施設を建設中

現在、駅前にある「いずみがおか広場専門店街」を中心に、専門店街の一部を解体し、建て替える計画が進められています。

地上4階地下1階の商業・オフィス複合ビルを建設し、医(医療)職(仕事)充(充実)をキーワードに、大規模な堺市ロータリーデッキや、病院に向かうルートのバリアフリー化を進めるとともに、オフィスを増やして企業の誘致などを進めていくそうです。

2025年10月オープン予定とのことで、ますます人気の高まりが予想されます。オープン前に移住を検討されてみるのもいいのではないでしょうか。

遊びがテーマの堺市立ビッグバン

泉ケ丘駅より約200mのところにある「遊び」がテーマの大型児童館。館内には高さ53mの巨大ジャングルジム「遊具の塔」のほか、17アイテムもある垂直遊具が大人気。

ほかにもイベントやワークショップなども盛んです。小さなお子様向けの「あかちゃん広場」や「幼児コーナー」もあるので幅広い年代の子供たちで賑わっています。

欲しいものがなんでも揃うショッピングセンター「パンジョ」

「パンジョ」は泉ケ丘駅からほど近い、泉北タカシマヤとファッション、グルメなど個性豊かな専門店を備えた堺泉北のショッピングセンター。

 
 
 
 
 
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衣料、雑貨、飲食、サービスの各分野の専門店とアメニティとしてフィットネスクラブやスイミングスクール、多目的ホール等、約100店の専門店を備えています。欲しいものはだいたい揃うので、買い物にはまず困らないでしょう。

憩いと集いの場が大蓮公園

泉ケ丘駅から徒歩10分。緑豊かな自然とともに、憩いと集いの場として人気なのが大蓮公園です。公園面積約15万平方メートル。公園は全体面積の3分の1を占める大蓮池(おおはすいけ)を中心とした丘陵地に位置し、自然を保存した公園です。

芝生広場、はにわ広場、ふれあい広場、プレイ広場など、その時の気分によって、出向く場所を家族で決めてお出かけしてみてはいかがでしょうか。

家賃相場は「なんば」の半額以下

泉ケ丘駅のマンションの家賃相場は、ワンルーム:3.5万円、1K:5.0万円、1LDK:4.6万円、2LDK:4.1万円、3LDK:6.7万円となっております。

ちなみに「なんば」の家賃相場はというと、ワンルーム:5.9万円、1K:6.3万円、1LDK:10.3万円、2LDK:13.3万円、3LDK:15.3万円というように、1LDKからは倍以上です。
(2022年10月24日現在)

このようになんばの約半額といった家賃相場も大きな魅力の1つでしょう。

まとめ

自然豊かでありながら、アクセスの良さ、周辺環境の良さ、家賃相場の低さという住みやすい条件が揃っている泉北ニュータウン。さらに2025年10月には大型複合施設がオープン予定とのことで、ますます魅力的な街へと様変わりしそうです。

子育て世帯の方が移住先を選ぶにあたって、申し分のない魅力が詰まっているこの街を、移住先の候補として検討してみてはいかがでしょうか?

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    「なんかいくらし」編集部です。 南大阪・和歌山を中心とした南海沿線のお出かけスポット、子育て情報、観光、ランチスポットなど、暮らしのお役立ち情報を発信していきます!

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