なんかいくらし

金剛山の初心者向け登山ルートは?大阪を一望できる山頂を目指す

記事
東根 誠
東根 誠
watch 2022.8.24

関西の人なら知らない人はいない金剛山。ただ名前は知っていても行ったことが無い方も多いのでは?

金剛山は、登山道が数十ルートもあるといわれている山ですが、最もメジャーな登山道はとても整備がされていて、初心者からベテランまで楽しめる山なのです!  小さな子供でも登りやすいですよ。

今回は、その金剛山の数ある登山道のひとつで、初心者におすすめの「千早本道」で山頂まで行ってきましたのでレポートいたします!

筆者自己紹介

名前:Mako Webデザイン&映像制作オフィス代表。
和歌山県在住の二人の息子を持つ父親。アウトドア、ドライブが好き。
金剛山登山は30回以上。
2022年6月より南海電鉄地域発見クリエイターズ課のメンバー。

持ち物・装備

マスト
・運動靴又は登山靴
・運動向きの服装
・タオル
・リュック
・飲料水(夏場は1人500ml x 2本は必要。余裕を持って3本がおすすめ)
・積雪の時期は靴に装着するアイゼン(無しで挑むと山頂付近は凍結していて危険です。)

推奨
・虫除けスプレー(夏場は虫がよってきます。涼しい季節は不要)
・帽子(日光・雨、水滴等落下物防止)
・ステッキ/トレッキングポール(脚への負荷、筋肉痛防止・特に下山時活躍)
・食料(頂上での昼食に)
・スタンプカード(記事内で解説)

(運動靴・タオル・帽子・登山用ステッキを装備した少年の例・夏季)

登山口までのアクセス

【電車バスの場合】
電車で行く場合は、南海高野線「河内長野駅」から登山口までバスが運行しています。

河内長野駅バスターミナル

バス乗り場へは駅の改札を出て右に曲がります。

魚屋さんの角を左に曲がって階段を降りるとバスターミナルです。

バス乗り場(河内長野駅前)

階段降りてすぐ、バスターミナルの3番乗り場が金剛山行きです。
平日は1時間に一本、土日は1時間に2本運行しています。

運賃は「金剛山登山口」まで片道 大人480円 小人240円
所要時間約40分です。

詳しい時刻表
(リンク先時刻表の③を参照)
https://www.nankaibus.jp/assets/pdf/rosen/ekimaebus/kawachinaganoeki_220401.pdf

降りるバス停(金剛山登山口)

バスの終点は金剛山ロープウェイ前ですが、一番メジャーな登山道の千早本道へは、「金剛山登山口」で降ります。
到着したバス停の道路反対側に、帰りの河内長野行きのバス停があります。帰りの時刻をチェックしておきましょう。
時間目安は山頂まで90分、山頂での休憩と散策30分、下山60分
誤差込みでトータル3時間〜4時間はみておきましょう。

最終バスは平日16:50、土休日17:16
登山口バス停時刻表
https://kongozan.live/timetable2.html

【マイカーで行く場合】

登山口付近に複数の有料駐車場があります。登山口に近いところは600円、少しだけ(数百メートルくらい)離れているところは500円です。
自動精算機を導入しているのは登山道に最も近い駐車場一箇所のみです(2022年8月現在)。他の場所は、係員の方に直接支払うか(現金のみ)、係員さんが不在の場合もあるので、その際は料金箱に車のナンバーを書いた紙と一緒にお金を入れます。もちろんお釣りが出ませんので、あらかじめ駐車場代用に小銭を用意しておくとよいでしょう。

登山口付近にあるお店

ピザとコーヒーのお店「もぐらの寝床」さん。ピザ釜で焼いたピザが食べられます。

「そば縁(えに)」さん。茨城常陸秋そばを使用したそば屋さん。

カフェ「千早の風」さん。

「やまのとうふ まつまさ」さん。登山口で長年続く豆腐屋さん。

有名アウトドアショップ「モンベル」さん。登山グッズが勢揃い。

※満腹の状態で登山するとしんどいので、お店で食事するなら下山後がおすすめです。

いよいよ登山道を行く

登山口付近にはトイレが二箇所あります。(バス停近くと豆腐屋さんの少し手前の駐車場)。
出発前に用を足しておけば安心です。
同時に身体のコンディションに問題ないかを確認しましょう。

バス停近くの道路沿い、この看板のあるところが登山道入り口です。ここから登っていきます。

坂を少し進むと豆腐屋さんのすぐ近くにT字路が現れます。右が「千早本道」です。
左は険しい上級者向けです。初心者は迷わず右に曲がりましょう。

T字路を曲がると、さわやかな森林の空間が広がります。
天気の良い日は、木漏れ日が神々しい程にキラキラと差し込み美しいです。

ここでワンポイントアドバイス!
道を歩くとき、原則として左側を歩きましょう。

又、すれ違ったときは、挨拶するのが登山のマナー。
「おはようございます」 または「こんにちは」
爽やかな気持ちになれます。

知らない人と挨拶がしあえる、他の場面だとなかなかないですよね。
初めての方も恥ずかしがらずにレッツトライ!

登山口からしばらく進むと階段が現れます。この登山道は頂上まで、ず〜っと階段になっています。
階段が現れた最初の方は、かなり急傾斜のジグザク階段。第一の関門です!

普段、運動不足気味の子育て世代のお父さん、お母さんは・・・
ひょっとしたら、ここかなりキツイかもしれません!

ゆっくり休みながらでもいいので、無理しないでくださいね。
先へ先へと進みたがるお子さんには、はぐれないよう、待ってもらいましょう。

第一関門のジグザク階段を突破すると「二合目」という看板が現れます。
決してご飯の量ではありません。
頂上を10とすると2の高さまで来た事を表します。

登山口からここまで息を切らしながらで12〜13分くらいです。

この登山道には、このように何合目かを示す看板が地点ごとに設けられているため
進行度合いがわかります。
看板ごとに休憩するのも良いと思います。

二合目には丸太のベンチもあります。

一休みしたら、さらに上を目指します。

美しい緑がお出迎え。

登山道にはお地蔵さんが数地点に祀られております。
安全な登山を見守ってくださるよう、お祈りしましょう。

二合目〜三合目間の難所。 急勾配の石階段です。
「マジで!?」と感じるかもしれませんが、ゆっくり頑張りましょう。

急勾配の石階段を登り切ると三合目です!
ここは特にベンチはありませんが、キリがいいので一休みしましょう。

ただし、このあたりから、お子様連れの場合は注意が必要です。

道の脇が崖になっていてフェンスが無いところが続きますので、
小さいお子さんの行動には十分気を配りましょう。

三合目と四合目の間の映えポイント。
木漏れ日が差し込む時は、趣のある道に光の模様が映り込んで、とても綺麗な景観になります。

四合目。脇に腰掛けられる丸太がありますので一休みしてもよいでしょう。

四合目付近はまっすぐな道が続く場所で、
日差しがあると木漏れ日がとても綺麗な場所です。

四合目〜五合目の間は、さほど急勾配な箇所はありません。

中間地点の五合目

中間地点の五合目です。

登山口からゆっくり登って約35分くらいで到着します。

屋根付きの休憩所、ベンチがあります。レトロなセブンアップのベンチも。

中間地点なので、呼吸が整うまで少し長めに休んでも良いでしょう。

筆者は5分くらい休みました。

ベンチの向かいに、ウルトラマンのかわいいモニュメントがあります。

この五合目には簡易トイレが2つあります。

途中で急にトイレに行きたくなったら五合目を目指しましょう。

五合目付近の様子。

五合目〜六合目。
このあたりから、S字カーブの出現率が高くなり急勾配の地点が少なくなるのと、
だんだん身体が順応してくるので(個人差ありますが)、
登りはじめ序盤のキツさが徐々に緩和され
前に進みやすくなっていきます。

六合目に到着。
ベンチはありませんが、看板の脇にちょっとした空間がありすので
小休憩にはちょうどいいでしょう。

筆者が切らした息を整える為、休んでいると、
ご年配の健脚の方にどんどん抜かされていきました。

このままではいけない!
自分ももっと鍛えねばと決心した瞬間でした。

六合目〜七合目の間にある分かれ道です。

左が緩やかで長い道、右が急勾配で短い道。
どちらを選んでもすぐ先で合流します。

体力に合わせて選びましょう。
ちなみに筆者はいつも左を選択します。

六合目〜七合目の間にある6.5合目看板。
現在地点を細かく教えてくれます。
休憩スポットはありません。

七合目に到着です。
恥ずかしがり屋さんなのか、七合目看板は木で隠れています。

ここも休憩スペースはありませんが
しんどい場合は、立ち止まっても大丈夫。
他の人が通れるスペース空けておけばOKです。
無理しないようにしましょう。

7.5合目です。ここも現在地点を細かく教えてくれます。

ここは脇に丸太置き場のスペースがあるので、腰を降ろせます。

おすすめポイント。7.5合目から少し進んだところ。
石碑が建てられています。

この地点、すっと空気が変わります。
澄んでいるというか、清らかというか、
言葉では表現が難しいので、ぜひ一度感じてみてください。

八合目。
登山口からここまで、70分くらいで到着です。

ここは広いスペースになっています。

また、ここから九合目まで、道が二手に分かれます。
左は従来からある道で、木々と土手に囲まれた道
右は新しい道で、明るく遠くの山が見える道

九合目で合流します。
右が明るいのでおすすめです。

右を進んだ景観です。
八合目〜九合目、こんな雰囲気の道が続きます。
千早本道で最も爽やかな景観のゾーンだと思います。

九合目です。
ここまで来ればもうあと数分で頂上です。

ここでまた選択肢が現れます。
どちらでもいいのですが左が緩やかなのでおすすめです。

但し、この看板は八合目で左を選んだ際に現れるもので
右との合流地点の少し手前にある看板です。

八合目で右を選んだ場合は、この看板の裏側を通過します。
九合目を実感したい場合は少し寄り道しましょう。

九合目から楽な道を進みますと、「頂上まであと一歩」応援の看板の登場。

頂上手前の最後の階段です。
この階段を登るとT路になっているので右に進みます。

見所満載! 金剛山の頂上

ついに頂上へ!
登山口からここまで、およそ90分で到着です。

頂上にあるのが金剛山名物
「金剛山登拝回数捺印所」です!

一回登頂するごとにスタンプカードにスタンプを押してくれるサービスがあります。
誰でも600円で回数表と呼ばれるスタンプカードを発行してくれて、
スタンプの数に応じて
金剛山のオリジナルバッジがもらえます。

バッジはテンションが上がります。

初回登頂で青バッジ、5回で赤バッジ、10回で銀バッジ、
50回で黒バッジ、100回で金バッジがもらえます。

なんと一万回以上も登っている方がおられます。

なお、回数表は1枚につき10回でいっぱいになるので
新しい回数表は600円で追加購入が必要です。

捺印所の横にある坂道を少し上がると・・・・!
(捺印所から徒歩約30秒)

ついに頂上です!
(金剛山 国見城趾広場)

大阪平野が広がります。
空気が澄んでいれば、大阪市方面まで見渡せます。

登頂の達成感とともに、この広大な景色を肉眼で心ゆくまで堪能しましょう!

頂上は広場になっていて、多くの方がここで休憩や昼食を取られています。

森の中のベンチ

低い精度で自動的に生成された説明

ベンチも数多く設置されています。

続いての金剛山名物はこちら。
頂上の看板の真っ正面に設置されているWebカメラです。

これは10分おきに自動的に、山頂の看板付近を撮影しているカメラで、
撮影された画像は下記のサイトで見ることができます。
http://www.kongozan.net/live/live_f.html

たまたま居合わせた登山者のみなさんと一緒に記念撮影ができるという
とても面白いサービスです。参加方法は簡単。
時間 (00分、10分、20分、30分、40分、50分) になったら看板の近くに立つだけ!
申し込みも何も要りません。
ただし小さい画像なので自分の顔はクッキリとは写りませんが、記念としては十分です。
なお、カシャッという音などは鳴りませんのでシャッタータイミングは感覚ですw

さらに最近新たに加わった金剛山名物。
サカナクション記念碑。
2022年3月にFNS歌謡祭で、サカナクションのボーカル山口さんが
雪の降るこの場所で、生放送で歌っておられました。

こんなに見所やネタの豊富な山があるでしょうか。

捺印所の前にトイレがあります。

山頂の温度計。この日の下界の気温は真夏の34度。
10度も違います。

山頂の自販機コーナー。
飲み物やカップラーメンが売ってます。公衆電話もあり。

山頂でアウトドアランチ

コンビニのおにぎりも、山頂で食べるとその美味しさは通常時の100倍!

涼しい季節にお勧めなのが、ガスバーナーでお湯を沸かして、
カップラーメンや味噌汁などの温かいものを作ると、
それはもう・・・とてつもなく美味しいですよ!

もちろんゴミは持ち帰りましょう。

頂上でランチと散策で約30分過ごしました。

頂上はこの他にも見所が満載で、

金剛山転法輪寺(国見城趾すぐ)、
葛木神社(国見城趾から5分)、
ちはや園地/キャンプ場(国見城趾から30分)などの
スポットがあります。

時間があればこちらにも訪れると楽しさが増すことでしょう!

山頂(国見城趾広場)付近 地図

ちはや園地

頂上を満喫したら下山です。

山頂から登山口まで、約60分です。

下山の方が足に負担がかかります。
勢いよく降りると、翌日足が筋肉痛で大変なことになりますので、無理のない速度で下山しましょう。
ステッキがあると足への衝撃の負担を緩和できます。

たまに走っている方がおられますが、その方は日頃から鍛えられているアスリートさんです。
ビギナーは真似しないようにしましょう。

また、小さなお子さん連れの場合は、走ると転けたり、
他の登山の方にぶつかったりする危険性がありますので、
親御さんと一緒に行動するように注意しましょう。

まとめ

初めて登った方は身体が結構疲れていると思いますので
下山したら、家に帰って早めに休息されることをお勧めします。

今回は緑が眩しい夏の登山の様子をお伝えしましたが、
秋の紅葉、冬の雪景色、春の山桜と、四季折々の景色も楽しめます。

秋の紅葉 
冬の雪景色
春の山桜
慣れたら他の登山ルートにも挑戦

金剛山はビギナーの方にも登りやすい山です。
関西から気軽に行ける自然が織りなす冒険の世界へ挑戦してみてはいかがでしょうか。

情報>

金剛山
概要 奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との境目にある山
登山口 大阪府南河内郡千早赤阪村千早950番地付近
山頂  国見城址: 奈良県御所市
標高  1,125m

千早本道 参考タイム(40代男性 ゆっくりめ・休憩多め)
登山口〜延時間
〜2合目 12分
〜3合目 20分
〜4合目 28分
〜5合目 35分 〜休憩 40分
〜6合目 48分
〜7合目 62分
〜8合目 70分
〜9合目 86分
〜頂上 90分

頂上国見城趾付近 休憩・散策 30分
頂上〜登山口へ下山 60分

トータル3時間

関連の記事

  • ○

    りんくうタウン|子連れママの1日の楽しみ方とおすすめルート

  • ○

    糸こんにゃくの長さに衝撃?!小学1年生の白糸こんにゃく結び体験レビュー

  • ○

    こんにゃく手結び体験で夕飯はしらたき三昧!【次回8/19】

  • この記事のクリエイター

    東根 誠
    東根 誠

    Webデザイナー&カメラマンです。ドライブで色んな場所に出かける事が大好き。琴線に触れたモノや景観を皆さんにシェアしていければと思います。どうぞ宜しくお願いします!

    Webデザイナー&カメラマンです。ドライブで色んな場所に出かける事が大好き。琴線に触れたモノや景観を皆さんにシェアしていければと思います。どうぞ宜しくお願いします!