こんにちは、なんかいくらし事務局です。
今回は、フォト・ビデオグラファー、デザイナー、シンガーソングライターとして幅広く活動しながら、熊取町の親善大使・PR大使も務めている ヒナタユウさん にお話を伺いました。
目次
〇まずは自己紹介をお願いします。
大阪府泉南郡熊取町在住のヒナタユウです。
フォト・ビデオグラファー、トータルデザイナー、シンガーソングライターとして活動しながら、熊取町の親善大使・PR大使も務めています。
〇親善大使としてはどんな活動をされていますか。
カメラを持つ日もあれば、デザイン作業をする日、マイクやギターを持って歌う日もあります。その時の自分にできる表現で、熊取町の魅力を発信しています。
〇就任することになったきっかけを教えてください。
誰かとつながりたくて熊取町の飲食店で働きはじめたのがきっかけです。
商工会の方と偶然お会いし、「歌も歌えて発信力もあるなら、町長に会ってみたら?」と背中を押していただきました。ギターを担いで町長室へ行き、そこで1曲披露したところ、“その発信力をまちのために活かしてほしい” と親善大使に任命していただきました。
〇経歴を教えてください。
最初は、音楽事務所でシンガーソングライターとして活動していました。
今、息子が12歳になるんですけど、子育てで一旦お休みさせていただいて、それからは、会社員としてデザインや撮影、映像、ブランディングまで幅広く担当しました。
〇表現することは昔から好きだったんでしょうか?
はい、小学生の頃に、自ら進んで学級新聞を手書きで、A4の紙いっぱいいっぱいに「今日のニュース」みたいなのを作っていました。
高校は商業科だったので、もともとそういった経営だったりとか、そういうお店やブランド作りだったりに興味があり、今の仕事に自然につながっているかなと感じます。
〇熊取町には移住されてきたんですよね。
はい、以前は町工場のまちって言われている東大阪市で生まれ育って、熊取町に来て、10年になります。
〇移住された理由はどういったことがありましたか?
子育て環境です。
「永楽ゆめの森公園」という、とにかく広くてダイナミックな遊具が揃った大きな公園があって、子どもが思い切り走り回れます。
都会だと大声で遊ぶのも気を使ってしまうけど、ここでは“子どもらしさ全開”で遊べるんです。子どもが大きな声を出して、はしゃいで、全力で楽しめるっていう光景が見られてうれしいです。
〇熊取町は、自然に触れる機会も多いですか?
本当に多いです!
雨山自然公園は、初心者でも登れる軽装登山のコースがあり、40分ほどで山頂に。そこで見える景色がすごくて、海側も山側も180度見渡せます。
子どもが5歳ころに半べそかきながら登っていたんですけど、横を歩いていた知らないおじちゃんが息子に
「おい、ぼうず、がんばれよ」
って声をかけてくれて、山頂までずっと一緒に歩いてくれて。
自然の中で、人の温かさにも触れられる——そんな環境なんです。
〇山のお話が続きましたが、海もお好きなんですよね。
はい!
二色の浜の夕日が本当に大好きで、自転車で30分ほどかけて、子どもと夕日を見に行きます。
海に沈んで“溶けていくような”夕日は、季節によっても変わるので、毎回違う表情を見せてくれます。
〇熊取町は人が温かい、とよく耳にします。
移住当初、知り合いもいなくて孤独を感じていたんですが、庭で遊んでいたとき、共同農園で畑をしていたおばあちゃんが
「お姉ちゃん、これきゅうり食べり」
ってフェンス越しにきゅうりをくれたんです。
それがいつの間にか玉ねぎになり(笑)、最後は裏から直接渡しに来てくれるようになって…。
こうした“よそ者にも分け隔てなく温かい”感じは、熊取町ならではだと思います。
歩いていても挨拶してくれたり、子どもにも気さくに声をかけてくれたり。
地域全体に、見守るような優しい空気が流れています。
〇本当に気さくな方が多いんですね。
そうなんです。親善大使をやらせてもらっていることもあって、子どもたちが「ユウさーん!」って走ってきてくれることも多くて。対向車線からも「ユウさーん!」って手を振ってくれる子もいるくらい(笑)。
大人が温かいから、子どもたちも自然と人懐っこく育つんだと思います。
私にとっては、町内に“たくさんの家族とたくさんの子どもがいる”ような、そんな感覚です。
〇熊取町の食の魅力も教えてください。
待ってました!
熊取町は山が近くて水が美味しいから、お米も野菜も驚くほど美味しいんです。
特に「熊取米」は甘くて本当においしい。
子どもも「うーーんまっ」って唸るほど(笑)。
〇他にも名産などはありますか。
実は里芋は熊取の名産で、年末年始、地元に帰省するときは絶対にここで買って帰ってお雑煮を作っています。
「熊コロ(熊取コロッケ)」は里芋のコロッケで、ねっとり甘くてクセになりますよ。
〇クリエイティブの仕事で、意識していることはありますか?
地域では “誰に相談すればいいかわからない” という困りごとが本当に多いんです。
だから私は、「まずユウさんに相談してみよう」と思ってもらえる存在でいたいんです。
写真や映像、デザイン、ディレクションまで幅広くできるので、ロケーション探しから撮影、仕上げまで、一緒に並走しながら形にすることを大事にしています。
依頼者さんの “伝えたい気持ち” を丁寧に拾い上げて、順を追って、一緒に完成に近づいていく。
そんな “伴走するクリエイティブ” を続けていきたいと思っています。
〇熊取町のイメージソングも作られているんですよね。
はい。『帰ろう歌(か)』は熊取の温かさを音楽で表現した曲です。
曲の中には、「ただいま」と「おかえり」がこだまする」というフレーズがあります。
これは、私自身が熊取町に来て強く感じたことで——
“ただいま” も “おかえり” も “ありがとう” も “大好き” も、どれも一人じゃ成立しない。
誰かがいて、誰かを思ってはじめて生まれる言葉なんですよね。
熊取町ではその体験をたくさんさせてもらったので、それを音楽に乗せて届けたいと思い、この曲を作りました。
これまでは“自分のおもいを歌にする”ことが多かったんですが、
今は、誰かと一緒につくる歌、感じたことを共有する歌、誰かと誰かをつなげる歌を作っていけたらと思っています。
〇この曲には、熊取町の方も多く関わっていると伺いました。
この曲のPV制作では、出演者を一般公募しました。
私と同じ”移住者”の方々やこの町を愛する皆さんが集まってくださり、
その関係から今でも交流が続いています。
楽曲からPVまで、すべて熊取町ゆかりのチームで作り上げたこの作品は、YouTubeで1万回再生を記録しました。
完成後は学校の給食で放送されたり、地元のダンススタジオが振付を考案してくれたりと、
制作の枠を超えて町全体へ広がり
“改めて町の良さを感じる”と言ってもらえる作品になりました。
まちの中に「ただいま」と「おかえり」の声が響く、
そんな温かな熊取町だからこそこの曲は生まれたのかなと思います。
YouTubeはこちらから:
〇最後に、移住を考えている方へメッセージをお願いします。
熊取町は田舎っていう風に思われる方も結構地元の方は、多いんですけど、実は「トカイナカ」なんですね。都会にも田舎にも近い、ちょうどいいバランスなんです。
大阪市内までも電車で30分ぐらいで行けて、空港も近いので地方にも行きやすいですし、国際線もありますしね。
なんといっても、やっぱりこの自然が多いところが、すごくいい!
あとはご飯が美味しいですよね。食が美味しかったり、美味しいお店も個人店でも結構あるので、本当によかったら一緒に行きましょう。
熊取町は、子育てもそうですし、私みたいなクリエイティブな仕事をしていても、便利なところだと思います。自然も美味しい食べ物も、人の温かさ、横のつながりも強いので、暮らしがとても豊かになります。
まずは一度、遊びに来てください。
きっと“おかえり”と言ってくれる人ができます。
今回は、熊取町でクリエイターとして活躍するヒナタユウさんにお話を伺いました。
ヒナタさんが語ってくださった熊取町での暮らしは、どれも日常の風景でありながら、このまちが大切に育んできた“優しさ”がそっとにじむエピソードばかりでした。
表現者として多彩な活動をされつつも、「まずは私に相談してほしい」と語る姿はとても自然体で、まちへの深い愛情と信頼がまっすぐ伝わってきます。
“ただいま”“おかえり”があたりまえに交わされる場所――
それは、熊取町の魅力そのものであり、ヒナタさんがつねに発信し続けている、あたたかな温度でもあると感じました。熊取町に興味がある方、移住を考えている方は、ぜひ一度訪れてみてください。
―― ヒナタユウさん プロフィール
大阪府泉南郡熊取町在住。
フォト・ビデオグラファー/トータルデザイナー/ディレクター/シンガーソングライターとして活動。
2018年から熊取町の親善大使/PR大使を務め、写真・映像・音楽など多彩な表現を使いながら“暮らしの魅力”を地域内外へ発信している。
インスタ https://www.instagram.com/u_hinata_official/
インタビューの様子はこちらから:
「なんかいくらし」編集部です。 南大阪・和歌山を中心とした南海沿線のお出かけスポット、子育て情報、観光、ランチスポットなど、暮らしのお役立ち情報を発信していきます!
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