“朝、窓を開けると山の空気がすっと部屋に入ってくる。
遠くには里山の緑、近くの畑には季節の果物。”
そんな穏やかな風景の中で暮らしながら、車や電車を使えば大阪方面にもアクセスできる—。
和歌山県北東部、高野山のふもとに広がる「かつらぎ町」は、自然の豊かさと生活の便利さが
バランスよく共存する町です。
世界遺産の歴史的文化に触れられる環境、四季を通じて果物が実る“フルーツのまち”、そして都市圏へもつながる交通環境。
「田舎に住みたいけれど、生活の利便性も大切にしたい」
そんな思いに応えてくれる、“ちょうどいい田舎” がここにはあります。
移住の相談窓口や住まい支援も充実しており、移住先として注目を集めているかつらぎ町。
ここではまちの基礎情報とエリアごとの魅力、そして暮らしのイメージをご紹介します。
目次
1.かつらぎ町の基礎情報
2.住み続けたいまち・かつらぎ町
3.北部(四郷エリア)の魅力
4.南部(天野エリア)の魅力
5.中部(まちなかエリア)の魅力
6.子育て・教育
7.住まい
8.暮らしの1日シナリオ(平日・休日)
9.まとめ
1. かつらぎ町の基礎情報
かつらぎ町は、和歌山県北東部に位置し、紀の川沿いの平野と里山が広がる地域です。
【面積・人口(令和8年2月末日時点)】
・面積:151.69㎢
・人口:15,035人
・世帯数:7,130世帯
紀の川流域の平野部と山間部で構成され、温暖な気候と豊かな水資源に恵まれています。
主な産業は農業・観光・地域商業。
特に果樹栽培が盛んで、柿・桃・ぶどうなど多彩な果物が育てられており、「フルーツのまち」としても知られています。
また町内の「丹生都比売(にうつひめ)神社」、「高野参詣道町石道(こうやさんけいみち・ちょういしみち)」、「高野参詣道三谷坂(みたにざか)(「丹生酒殿(にうさかどの)神社」を含む)」は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されています。
こうした歴史文化遺産が日常のすぐそばにあることも、この地域ならではの魅力です。
自然、歴史、農業が調和した環境の中で、ゆったりとした暮らしが広がっています。
2. 住み続けたいまち・かつらぎ町
かつらぎ町は、「住み続けたいまち」として高い評価を受けています。
和歌山県版「住み続けたい街(自治体)」ランキング(2025年 大東建託調べ)では第1位、さらに関西版のランキングでは第4位という結果になっています。
豊かな自然環境と都市部へのアクセスのバランスが、多くの人から評価されていることがうかがえます。 ここから、かつらぎ町の魅力をエリアごとに見ていきましょう。
3. 四郷エリアの魅力
~里山の風景と都市アクセスのバランス~
かつらぎ町の四郷エリアは、京奈和自動車道の利便性を活かした都市圏へのアクセスの良さが特徴です。
・大阪市内まで車で約90分
・大阪南部(和泉市周辺)まで車で約30分
・関西国際空港まで車で約40分
自然豊かな環境の中で暮らしながら、都市圏ともつながる生活を実現できます。
この地域を象徴する風景が、秋から冬にかけて見られる 「串柿」。
約400年の歴史を持つ伝統文化で、柿を竹串に刺し、軒先に吊るす風景が広がります。
山里にはオレンジ色の柿がすだれのように並び、どこか懐かしい日本の原風景を感じることができます。
また、地元の農産物を楽しめる 道の駅「くしがきの里」 では、柿をはじめ、桃やみかんなど季節の果物が並び、地域の豊かな実りを感じることができます。
自然の景色と、地域に根付く食文化。
四郷エリアには、そんな里山の魅力が詰まっています。
4. 天野エリア
~世界遺産と原風景が残る “癒しの里”~
かつらぎ町、高野山のふもとに広がる 天野の里。
山々に囲まれた標高約450mの盆地にあり、四季折々の田園風景が広がる地域です。
美しい農村景観が評価され、「にほんの里100選」にも選ばれており、どこか懐かしい日本の原風景を感じることができます。春は山々の新緑、夏は緑豊かな田園、秋には黄金色の稲穂が風に揺れ、季節ごとに表情を変える景色が広がります。
また、地域を流れる真国川では、初夏になるとゲンジボタルが舞い、幻想的な光が夜の里を照らします。静かな山里の中で、自然の営みを身近に感じながら過ごす時間は、都会ではなかなか味わえない贅沢なひとときです。
さらに、この地域の中心にあるのが、世界遺産 丹生都比売神社。
高野山の守り神として古くから信仰され、空海ゆかりの歴史をはじめ、地域には多くの史跡が残っています。歴史と文化が日常のすぐそばにある暮らしも、この地域ならではの魅力です。
日常の中で四季を感じながら、ゆったりとした時間の流れの中で暮らす。
天野エリアは、そんな穏やかな田舎暮らしを求める人にとって魅力的な場所です。
5. まちなかエリア
~駅と生活施設がそろう暮らしやすさ~
かつらぎ町のまちなかエリアは、生活に必要な施設が集まるまちの中心部です。
JR和歌山線(中飯降/妙寺/大谷/笠田/西笠田)を利用することができ、通勤や通学の移動にも便利です。
町内には予約制で自宅付近から目的地(スーパーや病院など)まで送迎してくれる仕組みの月額3,000円で利用できるデマンド乗合交通「かつらいど」があるほか、コミュニティバスも運行しており、買い物・通院・通学など、日常の移動をサポートしています。
また、国道24号線沿いにはスーパーや飲食店などもあり、日々の暮らしに必要な機能がコンパクトに整っています。
”平日は都市部へ通勤し、
休日は里山でゆったりと過ごす。”
そんな “都市と自然の二刀流の暮らし” を実現できるのも、かつらぎ町ならではの魅力です。
6. 子育て・教育
~地域の中でのびのび育つ環境~
かつらぎ町では、子育て世帯の負担軽減につながる支援制度と、地域資源と現代的な学びを組み合わせた教育の取組みを進めています。
世界遺産や地域文化を学ぶ体験学習のほか、ICT教育やプログラミング教育など、現代的な学びにも対応。
自然や歴史に触れながら、子どもたちが地域に誇りを持って成長できる環境づくりが進められています。
7. 住まい
~移住をサポートする制度~
かつらぎ町は、空き家の有効活用を目的に「かつらぎ町空き家バンク」を運営しています。登録者には公開物件の紹介が行われ、移住希望者の住まい探しをサポートします。
また、空き家の片付け・不用品回収・仲介手数料・相続登記など、移住初期にうれしい補助制度が用意されています。
8. 暮らしの1日シナリオ(平日/休日)
【平日の例えば・・・】
まちなかエリアの住宅からJRで通勤。対面での会議のない日は在宅で仕事、昼休みに直売所で旬の果物を購入。夕方はコミュニティバスで子どものお迎えへ。帰宅後は地元の柿や野菜をふんだんに使って晩ごはん。
【休日の例えば・・・】
四郷の里山を散策し、道の駅で買い物。午後は天野の里へドライブし、丹生都比売神社周辺を参拝・散策。日が暮れる頃、ホタルの光に癒されながら帰路へ。
9. まとめ
自然豊かな里山の景色、世界遺産に息づく歴史、そして都市へのアクセスの良さ。
かつらぎ町には、自然と利便性のバランスが取れた「ちょうどいい田舎暮らし」があります。
都市の便利さだけではなく、自然の豊かさだけでもない。
その両方を大切にしながら暮らしたい人にとって、かつらぎ町は新しい生活の選択肢になるかもしれません。
ゆったりとした時間の流れの中で、自分らしい暮らしを見つけてみませんか?
撮影/マコ、You
ライター/You、なんかいくらし
この記事のクリエイター
You
堺市在住10年目の2児の母です。移住者ママ視点から、子供も大人も楽しめるお出かけ先を発信していきます。アウトドアブームに乗り、家族でキャンプにはまっています。
堺市在住10年目の2児の母です。移住者ママ視点から、子供も大人も楽しめるお出かけ先を発信していきます。アウトドアブームに乗り、家族でキャンプにはまっています。