南海電鉄河内長野駅 駅長にインタビュー! 河内長野の魅力を語って頂きました。

子育てに充実した環境の「河内長野」。日々の暮らしの中で、人々が行き交う交通の要所として欠かせないのが河内長野駅。今回、南海高野線 河内長野駅駅長の村中様に、河内長野の魅力についてお伺いしました。

Q. 駅長さんの自己紹介をお願いします。

A. 私は昭和62年に南海電鉄に入社し、本社勤務の時期もありましたが、長年高野線で勤務してきており、現在、河内長野駅の駅長を務めております。

Q.普段はどんなお仕事をされていますか?

A. 駅施設に関わる様々な管理をはじめ、部下の労務管理や、外部の方々との交流をしております。

Q. 駅長さんとして、河内長野市の魅力的な点は何だと思いますか？

一番には「自然が豊かである」ところです。そして歴史的な史実・史跡や重要文化財が豊富にあることも魅力的なところです。また、暮らしやすさという面で、大阪府内でも大変治安の良い地域と言われております。私自身もこの河内長野市で生まれ育ち、そして今は駅で仕事をしていますが、これまで大きな事件等に遭遇したり聞いたりということはありませんので、やはり安心して暮らせる大好きな町です。

Q. 河内長野から都心部へのアクセス環境は?

南海難波駅まで急行で30分。そこから地下鉄御堂筋線・阪神・近鉄へ乗り換えることができます。途中、新今宮駅ではJR環状線への乗換、天下茶屋駅では地下鉄堺筋線への乗り換えなど、都心部へのアクセスは非常に良好です。
河内長野駅は、特急りんかん・こうや号も停まります。ほかに準急行・区間急行も、一部河内長野駅と三日市町駅からも出ていますので、ラッシュ時間帯でも座って都心部に向かうことができる利点があります。

Q. 河内長野駅周辺のバスのアクセス環境は?

河内長野市は住宅地がたくさん広がっていますので、駅前から路線バスが運行され急行などに接続しています。通勤、お出かけ等、乗り方によってはとても良い環境となっています。

Q. 河内長野市の駅長さん一推しグルメは?

日本酒で有名な天野酒です。天野山金剛寺に由来のあるお酒です。私は日本酒好きなのですが、これは非常に美味しいお酒で気に入っています。
天野酒さんは2022年に施設の一部を改装して食事ができるお店をオープンされていて、そこで大変美味しい料理とお酒を楽しめます。私自身、イチオシのグルメスポットのお店です。

【お店情報】

天野酒
大阪府河内長野市長野12-18
https://www.amanosake.com/

Q. 河内長野市の駅長さん一推しスポット

やはり日本全国の登山者数第2位を誇る金剛山、秋には特に綺麗なススキの景観で有名な岩湧山。こういった山々の風景が非常に魅力的です。

河内長野駅から約30分のところに金剛山の登山口があります。金剛山は冬になると雪山として人気で、多方面からお客様がいらっしゃいます。私も何度も金剛山に行ったことがありますが非常に良いところです。

それと、やはり岩湧山です。滝畑ダム方面から登って行くと、秋にはススキが大変綺麗です。頂上は大パノラマの景観が広がっていて、六甲山付近までで見えるような非常に良い景色です。
それぞれの山は、ぜひとも登っていただきたいオススメのスポットです。

Q.  子ども向けの活動はされていますか?

沿線の小学2年生・3年生を対象に「出前教室」の授業を学校に赴いてさせていただいています。
内容としましては、南海電車ってどんな電車なのとか、南海電車に乗るにあたってルールやマナーを知っていただきたいことと、南海電車のファンになってくれたらありがたいなということで、そういう取り組みを実施しております。

また、千代田工場で年一回開催される「南海電車まつり」は、お子さんが参加していただけるイベントで、おかげさまで毎回ご好評をいただいております。お子様に楽しんでいただけるように心がけて準備をしています。

Q. 河内長野市での暮らしを検討している方向けに、メッセージをお願いします

子育て世代の方々については、お子さんの健全な成長とか教育、子育てが落ち着いたミドル世代の方々については、ライフスタイルが変化してくる時期でのワークライフバランスの充実、シニア世代については、セカンドライフでゆとりのある生き甲斐のある環境等、そういった事を望まれているかと思います。
私自身、この河内長野で生まれ育って感じることは、そういったところについて河内長野市には、様々な制度や環境が揃っていて、とても暮らしやすい町であると思っております。

Q. 駅長さんからお子さん達へのメッセージをお願いします。

安全にご利用いただくことが、我々として望んでいるところです。昨今スマホが普及し、低学年のお子さんもスマホを持たれている事があります。歩きスマホをして転落されたりするのは大変危険なので、そういうことは絶対にしないように、特に注意をお願いします。
もちろん、ホームや電車の中で走ったりとか騒いだりする事はお止め頂きたいですが、周りのお客様のご迷惑にならないように、ルールやマナーを守って楽しく乗っていただくのが一番だと思っています。

インタビューを終えて

ご自身も河内長野市で生まれ育った駅長さん。地元ならではの視点で河内長野市の魅力をお話しいただきました。筆者は河内長野市外の者ですが、インタビューを通じてその魅力に次のような感銘を受けました。

自然が豊かで都心へのアクセスが良好であるという「大きな価値」

大阪府内でも自然が豊かな環境でありながら広大な住宅地が整備され、市内のバス路線が充実し、ほんの30分で難波へアクセスできる河内長野は、都会すぎず、田舎すぎず、まさに「本当にちょうどいい」立地といえます。緑豊かな山々に囲まれた住まいで自然の息吹を感じながら過ごす時間、対して、都心での仕事や買い物・娯楽を楽しむ時間、それらのシチュエーションが短時間で結びついていることは、日々の生活をより高密度に楽しむ事が出来る環境であると言えます。

特に、子育て中のお父さん、お母さんは20〜40歳代前後の若い世代で、比較的体力がある中でも、子育てに、家事に、仕事に、遊びにと、ONの日もOFFの日も毎日毎日、守備範囲広く、活動的で多忙な生活をされている方が多いと思います。
その一方で、長い目で見ると子供の成長というのは、気が付くとあっという間で、時の流れを早く感じる時もあったりします。

そんな私たちにとって「時間」は、とても貴重です。そのため、生活の中で必要な場所へのアクセスが良好であるということ、これは大変大きな価値であり、アドバンテージになります。まさに時は金なりです。

そういった観点からも、河内長野市は子育て世代にとって、大切な家族と過ごす時間や、将来のことまで考えられる時間をちゃんと持てる、そんなロケーションにある町なのではないかと思います。

立地以外にも、河内長野市には様々な子育て支援制度が充実しています。（それについての記事は近日公開）
これから新しい住まいを検討されている方は、ぜひ一度、河内長野市を訪れてみてはいかがでしょうか。

写真: BONさん（Instagram） & Mako（Instagram）