関西国際空港(以下、関空)は、日本を代表する国際空港の1つ。大阪湾の泉州沖5kmの人工島にある海上空港です。そのため騒音問題が少なく、早朝や深夜のフライトにも対応しているため、多くの国や地域と繋がっています。その数なんと約22の国、国内外あわせて80都市以上! その利便性の高さから、仕事や旅行だけでなく、子育て世帯にとっても住みやすいエリアとなっています。
今回、関西地方の玄関口でもある関空周辺エリアに暮らす2名の住民の方にインタビューし、このエリアのリアルな魅力を深掘りしました!
何を隠そうこの記事を執筆している南海電鉄地域発見クリエイターズ課メンバーの私自身、泉佐野市出身で岸和田市在住という関空周辺で生活している住民の1人。話をお伺いしていて共感することばかりで、さらに「それいいな!」という発見もありました! 今お住まいの方はもちろん、今後関空周辺エリアで暮らす予定の方や、移住先を検討している方々の参考になれば幸いです。
関空周辺(泉州)エリアってどんなところ?
関空がある人工島は泉佐野市・田尻町・泉南市をまたいでいます。海上にあるため、「関空周辺エリア=海が近い」という印象の通り、開放的な環境が魅力です。
ショッピングやレジャー施設も充実しており、「りんくうプレミアムアウトレット」には、関西の他府県からの買い物客や、インバウンド需要で国外からの観光客も多く訪れます。 アウトレットは数年前に拡大されて、海に面したおしゃれなエリアができたり、遊具のある公園ができたりと、若者や子育て世帯の来訪も増えました。 アウトレットの隣には、買い物や食事ができる場所、そして子どもの遊び場もある商業施設「りんくうプレジャータウンシークル」もあり、週末はたくさんの人で賑わっています。
では、このエリアで実際に暮らしている方々の声を聞いてみましょう!
【インタビュー①】 2児のパパが語る、関空周辺の子育ての魅力
地元が泉州で、一時兵庫で暮らすも現在は泉南市に在住の2児のパパ。南海電鉄地域発見クリエイターズ課のメンバーの1人でもある、ノブさんです。
Q. 子育て環境について、良いと感じる点は?
大小多くの公園があることがいちばんの魅力です。 あとは景色ですね。海に夕日が沈んでいく光景は、家族みんなが好きな景色です。 兵庫県の都心部に住んでいたこともありますが、こちらは住宅が密集しすぎず、家と家、そして人と人との距離感も程よく感じます。 どんな施設も揃っていて生活に困りませんし、大きいイオンもあり利便性も良いと思います。関空へ遊びに行きやすいのもいいですね。
Q. お子さんと関空へ遊びに行くことも?
電車が好きな息子たちは、電車に乗って関空へ向かう時の乗り換え、そしてりんくうタウン駅や関西空港駅ではJR線と南海線が両方見られるので、それだけでも楽しんでくれます。 無料の展示物や公園がある展望ホールがよく行く場所ですが、たまに第2ターミナルのほうへ遊びに行くこともあります。飛行機が近くで見られるので、乗り物好きにはたまらない遊び場です。
Q. 他にも関空周辺のエリアでおすすめの場所はありますか?
SENNAN LONG PARK(泉南りんくう公園)にはよく行きます。また、りんくうプレジャータウンシークルにある大観覧車「りんくうの星」にたまに息子たちと乗りますが、りんくうゲートタワービル以外に大きい建物がほとんどないので、景色を一望できて僕も子どもも大好きなスポットです。 他にはりんくう公園を散歩して夕日を見に行くこともあります。山を越えたらすぐ和歌山県なので、休みの日には和歌山県岩出市にある公園に足を延ばすこともありますよ。
Q. 教育環境や治安面については?
待機児童がいないという点は助かっていますね。 治安も悪くなく、むしろおだやかに感じます。 昔は泉州地域といえば良くないイメージもあったのですが(笑)、良くなったのではないかなと個人的には思っていますよ。 遊具のリニューアルもしっかりしてくれていますし、子育て世帯に目を向けてくれていると感じています。
Q. 仕事でも関空を使うことはありますか?また、そのうえで便利なことは?
たまに飛行機で出張に行くことがあります。近いので朝早い便でも前泊の必要はなく、サッと乗れるのは魅力ですね。反対に、取引先の方が出張で来てくれることもありますが、飛行機を降りてから近いので便利だと喜ばれます。 電車の便もよいので、新幹線と飛行機両方の選択肢があるのも助かっています。
ノブさん、ありがとうございました! 関空の展望ホールやSENNAN LONG PARKには私もよく行くので、とても共感できました。また、観覧車やりんくう公園の魅力を知ることができたので、私も子どもたちと行ってみようと思います! そして仕事の面での利便性の高さも、生活する上で大切なポイントですね。
【インタビュー②】 3児の母が語る、関空周辺エリアの住みやすさ
地元は貝塚市。他市に住んでいた時期もありますが現在も貝塚市にお住まいのまいさん。少し前に3人目のお子さんをご出産されたばかりで、男の子3人の子育て中で毎日賑やかだそう。
Q. 生まれ育ったこの地域に住み続ける理由は?
実家が近いこともありますが、生活する上で不便がないことです。電車一本で大阪市内に出られて便利な一方、海も山もある。ちょうどいい田舎だと思っています。
Q. 子育て支援の充実度は?
貝塚市は出産後の支援が充実しており、産後ケアや一時預かりに使えるクーポン券などをもらえます。実際に私は産後の息抜きに使いました。
Q. 関空が近くにあることで日常生活にどのようなメリットがありますか?
とにかく旅行に行きやすいです。1度だけ伊丹空港から飛行機に乗ったことがありますが、時間がかかり、車で行ったので駐車場代も高くて驚きました。 関空が当たり前のように近くにあるので意識していませんでしたが、さくっと電車で30分以内で行けることが、このエリアに住むメリットだと実感しました。
Q. 関空が近いことは、家族旅行の計画にも影響がありますか?
あると思います。遠くに行くなら、まず飛行機が思い浮かびます。 子どもが生まれる前は、日帰りで韓国へ行ったり、学生時代には留学もしました。海外から3人ほど、ホームステイに来てもらったこともあります。 空港が近いから呼びやすかったですね。
Q. おすすめのスポットは?
SENNAN LONG PARK(泉南りんくう公園)やりんくうプレミアムアウトレットによく行きます。特にアウトレットは増床してから取り扱うブランドが増え、遊具もできたので「海沿いを散歩→遊具で遊ぶ→買い物」という、子連れでの導線もよくなりました。買い物するには、やっぱり子どもの機嫌は大事なので(笑) アウトレットと隣接しているりんくうプレジャータウンシークルもおすすめで、遊び場や西松屋などもあり、子連れに便利な施設だと思います。
まいさん、ありがとうございました! 私も家族旅行で飛行機を使うことは、選択肢の1つです!やっぱり関空が近いって便利ですね。 治安もよさそうと伺い、子育て世帯にぜひ進めたい地域と思いました。
まとめ 〜関空周辺(泉州)エリアは子育て世帯にぴったり!〜
お二人のインタビューから、関空周辺エリアは旅行や仕事に便利なだけではなく、魅力的なスポットの多い暮らしやすいエリアだということが伝わってきました! 公園が多く、海辺を散歩したり夕日を見たりできる場所があり、自然が多いのも子育て世帯にとっては嬉しいポイントです。
お二人ともこのエリアが地元ということもあり、「関空が近い」ことが当たり前で普段から意識はしていなかった様子。思い返してみるとすごく便利だったんだ!と再認識されていたようでした。 インタビューからは共通して、「このエリアが好きだ」という雰囲気を感じられて、地元であり今もこのエリアの住民である私としても嬉しく感じました。 関空周辺エリアは、利便性と自然の豊かさを兼ね備えた、まさに“快適なくらし”が叶う場所。ぜひ子育て世帯も暮らしやすく便利な関空周辺エリアへ、移住や定住を検討してみてください♪
インタビュアー:ぐりー 執筆者:ぐりー 撮影者:You
この記事のクリエイター
ぐりー
生まれ育ちは泉佐野市、和泉市に少し住んだあと、今は岸和田市在住です。
南大阪の魅力や子連れでのおでかけ情報などを主に発信しております!
南海電鉄はずっと生活の隣にありました!南海電鉄をはじめ、南大阪や和歌山の魅力を伝えるお手伝いをしていきたいです。
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