こんにちは!地域発見クリエイターズ課で”堺市在住ママ”のYouです。
「まちの参観日」とは南海沿線の魅力的なまちをたくさんの方に知ってもらいたい!という思いからはじまったプロジェクトで、気になるまちの魅力を知り、くらしをリアルに体験できるイベントです。
2024年11月16日に、堺市・泉北ニュータウンへの引越し・移住をお考えの方を対象に「まちの参観日in泉北」が開催されました。
私も参加者のみなさんと一緒に実際のイベントに参加!堺市在住ママのYouの目線からみたリアルなイベントレポートをお届けします!
大阪府堺市南区に位置する「泉北ニュータウン」をみなさん知っていますか?大阪市内中心部から電車で約25分という都会でありながら、泉北ニュータウンには木々に囲まれた緑道や公園など豊かな自然があふれていますイベントでは、泉ケ丘駅周辺の「都会」からスタートして、広い園庭のあるこども園や公園へ行き「自然」を体感してきました。
イベントの最後には「都会」↔︎「自然」をスマートに移動できる電動サイクルを体験することもできましたよ!「まちの参観日in泉北」は、都会と自然のいいとこどりなスマートなまち「泉北」を大満喫できたイベントでした。次からスケジュールの順に沿って紹介していきます。
1)泉ケ丘駅集合・出発(10:00)
2)泉ヶ丘ひろば専門店街の見学
3)幼保連携型認定こども園「泉北園」の見学
4)新檜尾公園の見学
5)ハーベストの丘にて電動サイクル試乗体験
ハーベストの丘自由見学
6)解散(13:00)〜ご希望の方はバスで泉ケ丘駅へ〜
※今回のイベント参加者は、30〜40歳代のご家族の方々、約20名程度でした。
イベントのスタートは泉ケ丘駅。泉ケ丘駅は「なんば駅」まで電車で約25分と大阪市内へのアクセスが便利な駅です。駅前のバス停からは関西国際空港や大阪狭山市へもアクセスできるのでとてもいいなと思いました。
イベントの最初になんと泉北高速鉄道の主幹駅長さんが参加者のみなさんに向けて、お話をしてくれました!イベントにはたくさんのお子さんが参加されていましたが、電車が大好きなお子さんは、駅長さんの登場に目を輝かせて「何が始まるの!?」とワクワクしている様子でした。
泉ケ丘駅構内の商業施設は改札を出たところに、毎日の生活に欠かせないコンビニエンスストア・ドラッグストアがあります。他にもデパ地下食品のセレクトショップ「エキ・タカ泉ヶ丘」も!しかも「エキ・タカ泉ヶ丘」は夜21時まで営業!お仕事が忙しいパパ・ママにとってなんてありがたいショップなのでしょう〜!
泉ケ丘駅周辺には「泉北タカシマヤ」「パンジョ」「ジョイパーク泉ヶ丘」などの商業施設が充実しています。どの施設にも、ベビー休憩室や授乳室があるので、子連れでも安心してショッピングを楽しむことができます!
そして、イベントで次に向かったのは…
泉ケ丘駅直結の「泉ヶ丘ひろば」へ向かいました。「泉ヶ丘ひろば」にはいくつもの飲食店や食料品店などの専門店が連なっています。
近所にあるとうれしい「成城石井」や100円均一の「ザ・ダイソー」を発見!普段の買い物にぴったりの場所ですね!
「泉ヶ丘ひろば」の中央には子どもと保護者が靴を脱いでくつろげる芝生スペースがあり、子連れの方にも利用しやすい施設となっています。ママが買い物する間、パパが芝生スペースで子どもと遊んでくれると買い物が進みそうですね!
「泉ヶ丘ひろば」を歩いていると、「お肉がいくらくらいで売られているんだなぁ」「こんな野菜が売られているんだなぁ」と、毎日の食卓が想像できます。
また実際に足を運んでみて、「この年代の方が多く利用しているんだ」「ファミリーが多いな」などネットには載っていない、リアルなまちの雰囲気を感じることができ、現地イベントならではの良さを感じました。
地元民に愛される「泉ヶ丘ひろば」お店の方々が「今日は何のイベントなん〜?」と気軽に声をかけてくれました。大阪ならではの人情味あふれるあたたかい場所です。
…イベントはまだスタートしたばかりなのに、美味しそうな食べ物を目の前にして、少しお腹が空いてきたのはここだけの話。笑
泉ヶ丘ひろば
〒590-0115 大阪府堺市南区茶山台1丁2番1号
TEL :072-291-3961
子どもを連れてのお出かけ…最初に悩むポイントは交通手段ですよね?「子どもがぐずったら、どうしよ〜」と。イベントではその心配はご無用!移動はイベント参加者のみの専用バス。ベビーカーの持ち運びは、バスの運転手の方や南海電鉄のスタッフがお手伝いしてくれるので、とっても楽ちん!小さな子ども連れでも快適に参加できるイベントです。
参加者がグループにわかれて見学する場面では、南海電鉄のスタッフが子どもたちにやさしく話しかけてくれたり、保護者の方と談笑したり、終始アットホームな雰囲気でイベントは進んでいきます。
屋外ではヘッドマイクを使用し、参加者の皆さんに声が届くようにという配慮を感じました。
バスからおりて向かうのは、幼保連携型認定こども園「泉北園」です。
泉北園に入ってすぐに目に飛びこんできたのが、「木、木、木!」自然があふれる園庭です。そこには48種類もの樹木が植えられています。2階から園庭の写真を撮ってみると…まるで森!その広さに驚かされました!そう、泉北の子育て環境の特色の一つが、”広さ”です。泉北エリアは昭和40年代よりスタートした泉北ニュータウン計画で、人口増加を見越して小学校・保育施設の面積を広く設計した為、泉北エリアのこども園はとにかく広いのです!泉北園を見学する中で、”広さ”のメリットをたくさん発見しました。
園庭には畑があり、大根やさつまいもが育てられています。立派な畑が作れるのは園庭が広いから。畑の野菜は園児さんたちが育て、収穫し、調理して食べるそうです。子どもの野菜嫌いが少なくなりそうですね!
参加者のお子さんと一緒にどんぐりの実を拾います。横に目をやると、さくらんぼの木がありました。広い園庭では四季折々の樹木を楽しむことができるので、子どもたちは知らず知らずのうちに四季を感じることができますね。
次に、2階の教室を見学しました。
園庭だけでなく教室も広く作られています。そのため、オリジナリティあふれる空間作りが可能となっています。泉北園には、巨大絵本や外国語絵本がある読書ルーム、ボーネルンド製の木のおもちゃがあるプレイルームなどがあります。泉北ニュータウンのこども園の中には”茶室”を設けているところもあるそうですよ。
屋内のホールでは泉北園理事の中辻先生から”泉北での子育て”についてお話を聞きました。中辻先生のお話はとてもおもしろく、保護者のみならずお子さんたちも話に聞き入っていました。中辻先生の泉北に対する熱い想いが伝わります。
親しみやすい中辻先生に、参加者のみなさんが質問を投げかけていました。泉北での子育てについての生の声は説得力があり、聞けてとてもよかったです。
見学している間、保育教諭の先生方が子どもたちを見守ってくれています。また、オムツ交換や授乳のスペースを設けてくださり、安心して見学することができました。
園庭では、お子さんたちはおもいおもいに遊びます、いえ、遊びまくります!!”広さ”があると走り回ることができ、木陰があるとそこはちょっとした秘密基地になります。のびのびと過ごせる環境では、色々な遊び方ができるようです。頭と体を自由に動かすと、子どもの創造力が無限に広がりそうだな〜と思いました。
私は自然を求めてよく家族でアウトドアに行くのですが、それが普段の園・学校生活でかなう環境をとーってもうらやましく感じました!
幼保連携型認定こども園泉北園
〒590-0115 大阪府堺市南区茶山台3-23-1
TEL :072-292-3831
続いてバスで向かったのは「新檜尾公園」です。あいにく雨が降り出しましたが、スタッフの方が雨具を準備してくれたり、子どもたちのレインコートを着せる手伝いをしてくれたりと、雨天の見学も問題ないように対応してくれました。
「新檜尾公園」は泉ケ丘駅の2つ隣の駅「光明池駅」近くに位置する公園です。約900本の桜が植えられていて、春には桜の名所となっています。
イベントの時期は、ちょうど秋。黄色に色づき始めたメタセコイア並木がきれいで大きく、圧巻でした!
堺市職員の方から泉北ニュータウンのある堺市南区の公園についてお話を聞きました。堺市南区には公園が多く、その数なんと243か所!(令和5年3月31日現在)しかも1人あたりの公園面積は大阪府平均の4倍とのことです!子育てにおいて、公園がどれほど大切な存在かわかっているので、この環境はすばらしすぎる〜と感動しました!!
お子さんたちが何かを見つけました。だんご虫です。だんご虫のオス・メスの見分け方を教えてくれました。「図鑑で読んだことがあったけど、こんなにたくさんのだんご虫を見たことがなかったから、見れてうれしい!」と目を輝かせています。
泉北ニュータウンにあるたくさんの公園。
お子さんの年齢や季節に合わせて、親子で公園めぐりをしたら楽しいんだろうなと想像しちゃいました!
新檜尾公園
〒590-0143 大阪府堺市南区新檜尾台2丁3
イベントの最終スポット「ハーベストの丘」へ到着です。こちらでは、「電動サイクル」の試乗体験を行いました。…「電動サイクル」??わかるようなわからないような?笑
こちらです↓↓
皆さん見たことがありますか?私は初めて見ました。自転車によく似ていますが、自転車のようにペダルを漕ぐ必要がありません。フル電動の乗り物です。こちらの電動サイクル、西日本で導入されたのは泉北ニュータウンが初めてというから驚きです。
堺市職員の方から乗り方のレクチャーを受けます。スロットルを前に回すと走り出し、止まる時は自転車と同様にブレーキを握ります。時速は20キロと6キロをモード切り替えで選択でき、6キロだと歩道を走行することもできるそうです。
「大丈夫ですよ、簡単に乗れますよ〜」と笑顔でおっしゃる堺市職員の方。私が極度の運動音痴&怖がりということを知らないようです。笑
手に汗を握りながら、初めての電動サイクルに挑戦します!
スタッフもモビリティを初体験
緊張のあまり「あーーー!」と思わず声が出てしまいます。でも、私でもすぐに乗れました!時速20キロだと風をきるようなスピードで心地良く走れます。時速6キロだとより安定して走れる感じがしました。
2024年11月現在、泉北ニュータウンには50台の電動サイクルが設置されています。次回泉北ニュータウンに行く時は、電動サイクルを利用して公園めぐりをしてみたいと思います!皆さんも見かけた際はぜひ利用してみてくださいね。
ちなみに、イベントから帰宅して「電動サイクルに乗ったよ!」と得意げに主人に話をすると、なんと主人は仕事の移動の際によく利用しているそうです。「こんな便利な乗り物、早く教えてよ」と思いました。笑
イベントのラストは「ハーベストの丘」の自由見学です!!
季節の花畑や動物とのふれあいが楽しめる体験型農業公園「ハーベストの丘」
今回は特別にイベント参加者限定、入場無料で見学です!といってもここからは参加者のみなさん、各ご家族で自由にお楽しみになられますので…私は併設の農産物直売所へ行ってみました〜〜!
ハーベストの丘 公式HP
〒590-0125 大阪府堺市南区鉢ヶ峯2405-1
TEL :072-296-9911
ハーベストの丘〜イルミネーション〜
ハーベストの丘〜ネモフィラ〜
ハーベストの丘〜チューリップ〜
主に堺市内で生産された野菜や果物を購入できる農産物直売所「またきて菜」。農産物だけでなく、農産物を使ったお惣菜やオリジナル加工品も販売されています。
みかんや大根がたくさん販売されていました。
(イベント時)
旬のものが一目でわかりますね。大根の葉っぱが青々としていて、採れたての新鮮さが伝わります。
「バターナッツ」という地元産のかぼちゃを発見。見たことも食べたこともありませんが、わかりやすい説明が書かれています。しかもオススメレシピまで!これなら初めての野菜にもトライしやすいです。
「またきて菜」を歩いていると、次から次に、見たことない野菜に出会います!色々な野菜を見ているだけで楽しくなってきます。笑
どうしても味が気になって、いくつか野菜を購入しちゃいました。
購入した野菜を使って、娘に堺市産野菜たっぷり弁当を作りましたよ!!初めて触れる野菜ばかりでしたが、オススメレシピを参考にすると簡単に調理できました。お弁当を食べた娘は「この野菜なに!?」と驚きながらも、パクパクと食べていました。
「またきて菜」でお子さんと一緒に堺市産の農産物を買って帰って、一緒に調理をするのも楽しそうですね。
またきて菜
〒590-0125 大阪府堺市南区鉢ヶ峯2036-1
TEL :072-296-9926
今回は、「まちの参観日in泉北」のリアルレポートをお伝えしました。泉ケ丘駅前の「都会」からこども園・公園の「自然」をたっぷりと体感することができたイベントでした。私は堺市に住んでいるので、泉北へよく足を運んでいます。イベントに参加してみて、泉ケ丘駅周辺の便利さを再認識しました。最近では新しいスーパーマーケットができたり、来年には近畿大学医学部が移設されたりと、これから泉ケ丘駅周辺がますます発展していくのが楽しみです。
そして、自然が大好きな我が家は、まだ触れたことのない”泉北の自然”が気になっています。広い土地、たくさんの公園、そこにはきっと新しい発見がたくさんあることでしょう。子どもと公園をめぐりながら、オススメのスポットを見つけたら、クリエイターズとして発信していきたいと思います〜!このように、私はどっぷりと泉北の魅力にはまってしまったようです。
まちの参観日に参加すると、自分たち目線でのまちの様子を知ることができます。そのまちにくらすのは自分たち家族です。小さなお子さんを連れて気軽に参加できるので、ぜひご家族で参加していただきたいです!子どもたちの楽しんでいる姿を見ると、移住をよりイメージしやすくなるのではないかなと感じました。
泉北ニュータウン、泉北での子育てについて、こちらもチェックしてみてください。
堺市在住10年目の2児の母です。移住者ママ視点から、子供も大人も楽しめるお出かけ先を発信していきます。アウトドアブームに乗り、家族でキャンプにはまっています。
堺市在住10年目の2児の母です。移住者ママ視点から、子供も大人も楽しめるお出かけ先を発信していきます。アウトドアブームに乗り、家族でキャンプにはまっています。