豊かな自然を活かした観光スポットがたくさんある和歌山。中でも遠浅で波が穏やかなことから海水浴場が大人気です。和歌山の海で人気のおすすめスポットを編集部が厳選しました。メジャーな人気海水浴場から絶景ポイント、穴場スポットなどをご紹介していきます。
白砂が美しい白良浜は近畿地方でも、もっとも有名な海水浴スポットの1つと言っていいでしょう。約620mにわたって続く真っ白の砂浜にエメラルドグリーンの澄んだ海。そしてヤシの木やハイビスカスなど、まさに南国にトリップしたような雰囲気です。
白砂の浜で和歌山でも超メジャーな海水浴場である白良浜では2023年5月3日に本州一早い「海開き」を迎えました。8月31日まで約4ヶ月間海遊びが楽しめます。シーズン中はカラフルなパラソルやテントが並び、たくさんの海水浴客がきました。
海の家はありませんが、売店で焼きそばやかき氷などが楽しめます。広い海水浴場で更衣室やシャワーもあるので子ども連れのファミリー層にもおすすめです。
和歌山県が発表する水質調査によると最高評価の「AA」となっています。透明度が高くメジャーな海水浴場に行きたいという方はまず、白良浜海水浴場を検討してみてください。
JR紀勢本線「白浜駅」から車で約15分
紀勢自動車道「南紀白浜IC」から約15分
最寄バス停「白良浜」下車 徒歩すぐ
駐車場 白良浜駐車場 60台
※時期によって有料の場合があります。
遠浅で波の穏やかな天然の砂浜のビーチで、和歌山市内で唯一の砂浜でBBQが楽しめる海水浴場です。グランピング施設などもあり、複数人で映え写真を撮りたい方にはぜひ、加太海水浴場をおすすめします。
例年、7月1日に海開きとなり、8月末まで海水浴を楽しむことができます。BBQ用品のレンタルについては4月~10月末まで常時受け付けているそうです。
加太海水浴場の透明度は「AA ・ A ・ B ・ C ・ 不適」の5段階のうち「A」ということで最高ランクではないものの透き通ったきれいな海を楽しむことができます。
南海電鉄加太線「加太駅」下車徒歩約15分
阪和自動車道 和歌山ICから国道26号線を加太方面に約21km
公式駐車場は7月~8月末のみ1台1,000円となります。
混雑時には多目的広場を開放する為、満車になる事はありません。
「和歌の浦に 潮満ちくれば潟を無み 芦辺をさして 鶴鳴きわたる」これは山部赤人にうたわれた万葉集の歌。古くから風光明媚な土地として歌人にも好まれていた海岸です。映画やドラマの舞台にもなるほど絶景が多く温泉もあるため、ぜひ一泊二日でじっくりと散策を楽しんでいただきたいです。
和歌浦漁港から雑賀崎へと続く和歌の浦海岸は海水浴場ではないため、海開きはありません。海岸沿いに遊歩道が整備されているので景色を楽しみながらの散策を楽しみましょう。泳ぐ際には近くの「片男波海水浴場」がおすすめです。
和歌山県が発表する水質調査に「和歌の浦海岸」はありませんでしたが、近くの「片男波海水浴場」は「AA」と評価されていることもあり、非常に透明度は高いです。
JR紀三井寺駅より車で約5分
JR和歌山駅より新和歌浦行きに乗り、新和歌浦バス停下車徒歩約15分
阪和自動車道和歌山ICより車で約15分
ヤシの木が立ち並び、和歌山マリーナシティへと続くサンブリッジがリゾート感漂う「浜の宮ビーチ」は、遠浅で波も穏やか。小さなお子さま連れでも安心して楽しむことができます。また夏の海水浴だけでなく、春の潮干狩りが有名です。マテ貝という細長い貝がたくさんとれるので春の大潮の日に干潮の時間を狙って行くのがおすすめです。
海開きは7月1日~8月31日です。ただ泳ぐだけでなくSUPやウインドサーフィンなどのアクティビティも盛んなのでレジャーを楽しみたい方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最高評価の「AA」となっています。
JR和歌山駅・南海和歌山市駅からバス「マリーナ口」下車徒歩約15分
阪和道和歌山インターチェンジから約12キロメートル・和歌山南スマートインターチェンジから約9キロメートル(和歌山南スマートインターチェンジはETC搭載車のみ利用可能)
駐車場は有料310台 7〜8月は1日1,000円、それ以外1日500円
※駐車場営業時間は8:00~18:00
目の前に歴史ある美しい和歌浦湾を望み、環境省選定「快水浴場百選」に選ばれたビーチです。遊具やバーベキュー施設が整備され、子供からお年寄りまで楽しむことができます。駐車場と海岸が隣接しているのでアクセスが非常に便利です。
海開きは7月1日~8月31日です。この時期には有料になりますが、バーベキューも楽しめます。
和歌山県が発表する水質調査に「浪早ビーチ」はありませんでしたが、近くの「片男波海水浴場」は「AA」と評価されていることもあり、非常に透明度は高いです。
南海和歌山市駅から和歌山バス雑賀崎循環線で約30分、田の浦口下車、徒歩約10分
JR和歌山駅から和歌山バス雑賀崎行きで約40分、田の浦口下車、徒歩約10分
阪和道和歌山ICから県道145号経由12km約30分
駐車場は92台/普通車1台520円(7・8月は620円)
串本町橋杭岩に隣接するビーチ。目の前には紀伊大島、くしもと大橋を観ながら、左には国の天然記念物に指定されている「橋杭岩」の絶景が見られる海水浴場です。メジャーな海水浴場とは異なり、絶景も楽しみたいという方におすすめします。
海開きは7月1日~8月31日です。この時期にはパラソルや浮き輪などのレンタルも可能になっています。
最高評価の「AA」となっています。
JR串本駅から徒歩約20分。
またはバスで約3分、橋杭海水浴場前下車、徒歩すぐ
紀勢道すさみ南IC(ハーフインター)から国道42号経由35km約35分
駐車場は55台/1回1000円(7・8月のみ。その他の月は無料)
アクセス抜群の海水浴場を希望されるなら、JR紀伊田辺駅から徒歩約10分、南紀田辺ICから車で約10分の「田辺扇ヶ浜海水浴場」がおすすめ。すぐ近くには400台収容の有料駐車場があるため、家族連れの方にも大人気です。
海開きは7月1日~8月31日です。期間中は海の家もにぎわうので、その場で食事も楽しめます。
田辺扇ヶ浜海水浴場の透明度は「AA ・ A ・ B ・ C ・ 不適」の5段階のうち「A」ということで最高ランクではないものの透き通ったきれいな海を楽しむことができます。
JR紀伊田辺駅から徒歩約10分
阪和道南紀田辺ICから国道42号経由4km約10分
駐車場は400台/1時間無料、以降1時間毎100円
歴史のある片男波にできた総延長1,200mの人工海浜が人気の「片男波海水浴場」。海水浴期間には数十万の人々で賑わいます。またオフシーズンでも楽しめる遊具や芝生広場があり、お子さま連れのファミリーに大変人気です。
海開きは7月1日~8月31日です。海水浴期間中(6/15~8/31)のバーベキューは禁止ですが、シーズンオフの期間であれば1,000円でバーベキューが楽しめます。
最高評価の「AA」となっています。
南海和歌山市駅からバスで約25分、不老橋下車徒歩約10分
JR和歌山駅からバス約30分、不老橋下車徒歩約10分
阪和自動車道和歌山ICから約25分
駐車場は1日500円、7月・8月は1日1000円、850台収容
田辺湾の北側に突き出た岬で、日和山を中心とする緑豊かな丘陵部と干潮時に顔を出す平らな岩礁が神秘的なスポット。引き潮時には岩礁にたまった水が反射することで「日本のウユニ塩湖」と言われています。海水浴をするような場所ではありませんが、映え写真スポットとして和歌山県内でも非常に人気の場所です。
天神崎は海水浴場ではないため、海開きという日は決まっていません。しかし、地元の子どもたちは天神崎で磯遊びをすることも多いようでたくさんの生き物たちと触れ合うことができます。
和歌山県が発表する水質調査に「天神崎」はありませんでしたが、近くの「田辺扇ヶ浜 」は「AA」と評価されていることもあり、非常に透明度は高いです。
JR紀伊田辺駅より龍神バスみなべ線で、元町下車、徒歩約15分
阪和道南紀田辺ICから国道42号経由4km約10分
駐車場は近くに3ヶ所あり、80台ほど無料で停められます。
白良浜より人が少なく静かで、非常に透明度の高い海が満喫できる海水浴場です。岩場もあるためシュノーケルやゴーグルで魚を観察することもできます。ビーチは遠浅なのでお子さん連れでも安心ですし、近くに温泉などもあるので家族でのレジャーにおすすめです。
2023年は7月15日に海開きをし、期間は8月31日まででした。海開きが少し遅いですが期間中は海の家も設置され、食事も楽しむことができます。
最高評価の「AA」となっていて非常に透明度が高いです。
JR紀勢本線白浜駅から車で約20分
最寄バス停江津良下車、徒歩すぐ
紀勢自動車道「南紀白浜IC」から約15分
駐車場は約50台、1,000円で利用可能
梶取崎(かんとりざき)は、熊野灘を航行する船舶がこの岬を目標にして進路をたて梶を取ることからついたといわれています。岩礁が続いていて自然がつくりだした雄大な眺めがとても美しいです。海水浴場ではありませんが、下に降りれば磯があり、近くにはキャンプ場や植物園などもあって観光でも楽しめるスポットです。
ビーチではないため、海開きはありません。泳ぐ際には近くの「くじら浜海水浴場」がおすすめです。
和歌山県が発表する水質調査に「梶取崎」はありませんでしたが、近くの「くじら浜海水浴場」は「AA」と評価されていることもあり、非常に透明度は高いです。
JR太地駅から町営じゅんかんバス梶取崎行きで約20分、終点下車、徒歩約3分
紀勢道熊野大泊ICから国道42号経由50km約1時間10分
駐車場は15台ほど無料で停めることができます。
白良浜から車で約5分ほどにある海水浴場です。海水浴やシュノーケリング、磯遊びなどが人気でダイビングをする人もいます。近くの景勝地「円月島」や、観光も楽しめる「南方熊楠記念館」「京都大学白浜水族館」なども人気です。
2023年は7月15日に海開きをし、期間は8月31日まででした。海水浴といっても岩場が多いので期間中に遊びに行く際にはマリンシューズを持参することをおすすめします。
最高評価の「AA」となっていて非常に透明度が高いです。
JR紀勢本線白浜駅から車で約20分、バス停「臨海」下車徒歩約5分
紀勢自動車道「南紀白浜IC」から車で約15分
近くに民間の有料駐車場があります。
特設イケス内で2頭の鯨類を公開展示し、日本で唯一、くじらと泳げる海水浴場として有名なスポットです。期間中は1日2回(11時、13時)イケスから海水浴場内にクジラが解放され、同じ海に入りながら泳ぐクジラを目の前で観察することができます。
2023年は7月21日に海開きをし、期間は8月16日までと少し短めでした。
最高評価の「AA」となっていて非常に透明度が高いです。
JR太地駅からバスでくじら浜海水浴場下車、徒歩すぐ
紀勢道熊野大泊ICから国道42号経由47km約1時間5分
駐車場は無料で、約50台分のスペースがあります。
満車の場合は徒歩5分ほどの「太地町立くじらの博物館」の駐車場を無料利用できます。
西広海岸はかなりの遠浅のビーチで、150m沖に出ても安心して楽しめるほどです。そのため、干潮時には広大な砂浜が現れ、小さなお子さまの海デビューにもぴったりのスポットとなっています。がっつり泳ぐというよりも水遊びを楽しみたいという方におすすめです。
2023年は7月2日に海開きをし、期間は8月31日まででした。
和歌山県が発表する水質調査に「西広海岸」はありませんでしたが、近くの「田辺扇ヶ浜」は「A」と評価されています。
JR広川ビーチ駅から徒歩約15分
湯浅御坊道路広川ICから県道23号経由4km約7分
駐車場は約200台あり、1日1,000円
ブルービーチ那智とも呼ばれ、約800mの広大な砂浜には毎年たくさんの海水浴客が訪れます。環境省の「快水浴場百選」に選ばれ「美しい・清らか・安らげる・優しい・豊か」などの評価を得ています。
2023年は7月21日に海開きをし、期間は8月20日まででした。
最高評価の「AA」となっていて非常に透明度が高いです。
JR那智駅から徒歩すぐ
紀勢道熊野大泊ICから国道42号経由35km約50分
駐車場は250台収容可能で1台500円です。
和歌山の海で人気のおすすめスポットを15箇所厳選しました。海水浴場だけでなく絶景スポットや穴場スポットなどもあり、家族連れ、デート、潮干狩り、磯遊び、ドライブなどいろいろな目的別で行き先を選べるように解説しています。たくさんある和歌山の海の中から「ここに行こう!」という決め手になれば幸いです。
「なんかいくらし」編集部です。 南大阪・和歌山を中心とした南海沿線のお出かけスポット、子育て情報、観光、ランチスポットなど、暮らしのお役立ち情報を発信していきます!
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